レポート:2012 Greenbuild International Expo

2012/12/05

11月14-16日に米国サンフランシスコで開催された「2012 Greenbuild International Expo」を視察してきました。このイベントは米国グリーンビルディング教会(USGBC)が主催する、出展企業1400余に及ぶ北米最大の省エネ建築関連のコンファレンスで、会場では様々な製品が紹介された他、エコ関係のセミナーなどが行われました。 弊社取扱いの《VASTコンポジットブロック》のブースも、建築家やガーデンデザイナーなど多くの来場者でにぎわっていました。

全体の印象は、 1. 出品製品の大半が、使用済みの硝子、アルミ、銅、紙、木材、プラスティックからのリサイクル製品や、反射率の高いヒートアイランド対策製品など、「LEED」認証に的を絞ったものであったこと。

2. コンポジット式の外壁、屋根材、舗装材といった、作業効率をあげて施工時間を短縮する製品など、素材のリサイクルから一歩進んで施工面での省エネという視点で開発された製品が目立ちました。

3. さらに、建物や設備だけでなく、建物内で使用するオフィス家具にもリサイクル製品を使うことで「LEED」認証を取得するなど、CASBEEとの違いも感じました。

また、会場内のフードコートにある分別ごみ箱前には、係員が常駐しチェックしている徹底ぶり。こんなところにも、環境に対する意識の高さが見られました。

今後も環境に配慮した設計、地球環境に優しい建物を考え、グリーンビルドに貢献できる新しいマテリアルを提案していきたいと思います。 (経営計画室長 山崎)

ページトップへ